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天気…異常



(日本気象協会)
上の図はこれから3ヶ月後の4月までの気象予報です。正直なところ、ゾッとします。私達農家は、四季が毎年同じ様に繰り返されることを前提にして農作業を行なっています。多少の気温の変化や降水量の増減は覚悟していますが、これほど大きな変化には恐怖すら感じます。
この理由は、下の図の様に、日本の南の太平洋の海水温が例年に比べて高く、偏西風が日本列島の北側を通っているために大陸からの寒気が南下できないからだそうです。


(日本気象協会)
毎日茶園の様子を見ていますが、最も寒い1月の末だというのに、雑草が大きく元気に伸びてきています。気温の高さと降水量の多さが原因であることは間違いありません。そして、その降水量の多さが、もう一つ厄介な問題を引き起こしています。それは猪🐗です。茶草葉農法を以前紹介しました。茶の木の畝間にススキや笹など敷いて、保湿効果や土壌流出防止、防草効果 等々を得る農法です。最終的には、茶の木が吸収できる有機質に分解されますから、その効果は多岐に渡り、毎年冬のこの時期に行っています。ところが、今年は雨が多いので、茶草を敷いた畝間はその保湿効果のためミミズの生育を促し、それを狙って畝間に頻繁に猪🐗が入って荒らします。12月から今日まで、茶草を敷くことを我慢して、猪🐗対策に明け暮れています。茶園管理作業が例年に比べて大変遅れています。
猪の被害も含めて、私が農業を始めた頃はなかった問題が大変多くなってきました。それでも、この気象変動による影響は、雪不足により今シーズンの営業を断念されたスキー場の皆さんに比べれば些細な問題だと思います。4月の一番茶に向けて、やれることを着実に行うしかありません。

㊗️静岡学園高校、優勝🏅おめでとう🎊

         (スポニチより)
静岡学園高校サッカー部が遂にやってくれました。かつてサッカー王国静岡と呼ばれた時代がありましたが、そう言われればそうだったなあ と思い出す中高年の静岡県民も多いと思います。これからの活躍が大変楽しみです。
    昨日のU-23日本代表の敗戦を厳しく語っていた川淵三郎氏が「高校サッカーの素晴らしい試合を見せて貰ったお陰で昨日のオリンピック代表戦のストレスを解消して貰った」と語り、更に「2点ビハインドからの逆転勝利。慌ててパスをしない一人一人のボールキープ力。見事としか表現できない。青森山田も死力を尽くして最後まで良く戦った。本当に感動の試合を有難う!!」とまで述べています。まさにその通りの素晴らしい試合でした。
天気に悩まされ、猪🐗に虐められ、日々大変な茶園管理作業をしている私達にとって、久しぶりの素晴らしいニュースです。
静岡学園高校サッカー部、おめでとう‼️そして、ありがとう‼️

門松づくり


門松作りを毎月やっているように思うほど、1年が過ぎ去るのを早く感じます。しかし、昨年の今日は、今年1年のことを考え、気が重くなっていました。それは、第三者認証のASIAGAPをVer.1からVer.2.1にヴァージョンアップしなければいけない決断をしたからです。Ver.1と大きく違う点は、HACCPの手順が含まれたことです。それに関わる手順書の編集や関連文書の作成と実践を経て8月末の本審査を迎えなければいけなかったからです。実に大変な1年でした。それでも、こうして門松を建てる日を迎えると、例年通り、あっと言う間に過ぎ去った1年であるように感じるのが不思議です。
明日から2020年、令和2年が始まります。リーフ茶の需要が減っていく中で、台風などの気象災害や猪の被害に耐えながら、深蒸し茶発祥の地としての誇りを持って、皆様に愛されるお茶を生産して参ります。
   それでは、良いお年を!

紅葉


やっと当地も紅葉の季節となりました。グレタ・トゥーンベリさんがCOP25でも存在感を示していましたが、温暖化のためか今年の紅葉は冬至間近が見頃となりました。温暖化は今年の冬がずっと温かなまま過ぎていく というわけではありません。突然の寒波に襲われることもあります。ですから、冬を越す茶の木の為に、今は毎日ササやススキを刈って茶の木の畝の間に敷く作業をしています。茶草場農法とも言います。この言葉は、山裾の草を定期的に刈ることで、草の茂った土地の地肌に陽光が届き、希少な動植物を保護することになる という考えに基づきます。しかし、私達茶農家にとって茶草場農法は新しい価値感です。茶の木の畝の間に草を敷く目的は茶の木の為です。土壌の上に被せることで、水分の蒸発を抑制する保水効果や最近特に多い豪雨による土壌の流出を防ぐ効果、寒害を防ぐ保温効果 等々そして最終的には腐敗・分解してそのものが有機物として茶の木に栄養となります。時間と労力のかかる作業ですが、茶の木の為には欠かせません。特に上に述べたように近年の 急 厳 酷 豪 などの文字が使われる気象変動の中では、これから更に大切な作業になると思います。


グレタ・トゥーンベリ

            上の写真は、日本がラグビーのワールドカップで話題をさらう前に話題になった16歳の少女、グレタ・トゥーンベリさんです。彼女のニューヨーク市での国連気候変動サミットでのこの演説は、最近、最も印象的なことでした。
事前に最大の警戒と備えをと警告されていたにも関わらず、多くの犠牲者と被害をもたらした台風19号、当地を流れる牛渕川も、堤防の決壊には至りませんでしたが、何ヶ所かで、河川の水が溢れました。幸い、大きな被害は免れましたが、前の記事に書いたように、長時間、豪雨が続きました。昨年の24号を思い出します。今年の19号より北寄りのコースを辿ったので、豪雨と強風で停電となり復旧に数日を要しました。今回の19号が同じようなコースを辿っていたら … と、想像したくもありません。明日の夜から再び雨予報です。しかも、相次いで20号、21号が接近して前線を刺激することで、またもやかなりの雨が降ると予想されています。
   グレタさんには、その年齢や生い立ちを絡めて様々な方面から非難の声が上がっています。しかし、彼女が各国の有力者に向かって、叫ぶように語った内容は真実であると思います。
私達農家は、ほぼ毎日屋外で作業をしています。この10年ほどを思い返しても、極端な天候の変化に酷く悩まされるようになってきました。例えば、
これは、今年の冬に草刈り機で刈り取った草刈り場ですが、今は…
この様に、大きく育ったススキやセイタカアワダチソウが生い茂っています。
これは以前の記事でも紹介した彼岸花です。地球温暖化が叫ばれる中、この彼岸花は毎年9月20日頃に咲き始めてくれます。ところが今年はマスコミでも話題なった様に、開花が1週間ほど遅れました。上の写真は9月29日のものです。
私達農家にとっては、1年の季節の変化が毎年ほぼ変わらずに繰り返されることで安定した農作業を続けることができます。既に、地球環境を『守る』だとか、環境に『優しい』などと言う上から目線の言葉を発する感覚では手遅れになると思います。
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