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カー助 カー子


    今日から二番茶の摘採・製造を開始しましたが、午前10時頃から降り出した雨で、午後は摘採中止となってしまいました。梅雨入り直後からの開始でしたので、例年のことですがやむを得ません。
    今、明日の準備等を終えて、しばし自由な時間ができたので、久しぶりの独り言を呟いてみます。
    実は、2017年6月3日に、13年間生活を共にした愛犬がこの世を去りました。家族の一員の突然の旅立ちで、悲しみに暮れました。その愛犬を葬る決断も辛かった思いが今でも心に残っています。

    そこで考えたのが上の写真の草刈り場です。数本の桜の木があり、春になると桜と木々の緑が美しく、見下ろすと我が家の茶園の多くを見ることができます。更に遠方には太平洋も見渡せます。この草刈り場の左端にある次の写真の桜の木の下に愛犬を埋葬してあげました。

    埋葬が終わると、毎日愛犬が食事していた器に、残ったオヤツを少し入れて、手を合わせ、悲しい1日を終えました。
    そして、翌朝、斜面を登るために斜面を階段状に削っておいたので、お墓を訪ねてみました。すると、驚いたことに、前日に器に入れたオヤツが綺麗になくなっていたのです。ここから見下ろす我が家の畑は、イノシシに荒らされることが多いため、イノシシに食べられたのか とも思ったのですが、それにしては、器の位置は前日と全く変わっていないのは不自然です。愛犬が旅立った翌日だったので、ひょっとすると…(笑わないでください)あちらの世界から夜に舞い戻ってオヤツを食べてくれたのかもしれない などという、荒唐無稽なことが脳裏をかすめました。そこで、馬鹿なことですが、その日もまだオヤツが残っていたので、それを器に入れ、斜面を下りてしばらく様子を見ていましたが、当然のことながら何も現れません。念のため、その日の夕方に訪れてみると、… またきれいにオヤツだけなくなっていました。
    何と、それから1週間、毎日朝晩同じことを繰り返すこととなりました。毎日朝晩、愛犬の墓参りをすることになろうとは… それでも、眼下に広がる茶畑を毎日見下ろすのは、茶畑の変化を観察できて茶園管理の面からも良いと自分に言い聞かせて正当化していました。1週間目のその日の朝、斜面を下りて何気なくお墓の方を振り返って見上げると、1羽のカラスが遠くの檜の林からお墓に向かって舞い降りてくるのが見えました。カラスのヤツだったのか!とやっと気づきました。すると、少し間をおいて、もう一羽のカラスも同じ方向から舞い降りてきました。
   やっとお分りいただけたと思いますが、この2羽のカラスがカー助、カー子です。勝手に名前をつけましたが、雄と雌なのかも判別できません。実は、恥ずかしい話ですが、今日まで2年と1週間、旅行などで家を空ける日以外は、ほぼ毎日朝晩ここに通っています。上の写真はちょうど1年後、お墓の直ぐ前に立つ防霜ファンの柱の上にとまって、私が立ち去るのを待っているカー助です。カー子は用心深く、遠くの木にとまっていて姿を見せませんでした。
   それが今では、

このように、夫婦?仲睦まじく、目の前で嘴を合わせるようになりました。そして、墓を去る前に「カー助、カー子!おいで!」と言って立ち去ろうとすると舞い降りてきます。
    最近は、他の場所で農作業していても、2羽で仲良く飛んで来るようになりました。昨日も農道沿いの草刈りをしていましたら、

    このように2羽で近くの電柱の電線にとまって、嘴を合わせていました。オヤツ狙いなことは分かっていますし、野生のカラスですから5メートルほどの距離以内には近づいてきません。それでも、キツい仕事の合間の癒しになっています。ただ、オヤツ代もキツくなってきました。明日も早朝、墓参りでカー助、カー子夫妻に会ってから茶工場の掃除に行くことになります。
おやすみなさい。

部分日食


              (Weathernews より)
   明日は部分日食です。前回の部分日食は2016年3月9日だったそうですから、ほぼ3年ぶりです。明日は当地菊川市も10時頃に見れそうです。地球から1億5000万キロ彼方の太陽と38万キロ彼方の月が、ほぼ一直線上に並ぶことを想像すると、この歳でもちょっとワクワクします。
    しかし、ちょっと気になるのは、1月3日の熊本県和水町の地震です。遥か彼方にある天体とはいえ、この2つの天体の引力の影響は大きいですし、その2つがほぼ一直線上に並ぶ日食や月食の日の前後は、プレートに蓄積された歪みが様々形で解放されて地震となる可能性が高いのは間違いないと思います。もちろん、当日も です。当地は、最近頻繁に報道されている東海地震の震源域にありますから、尚更意識してしまいます。
    2018年の漢字は 災 でしたが、今年は穏やかな1年であることを願っています。特に私達農家にとって、自然災害の影響は大きいですから。

火星大接近


    上の写真は、今(7/31)スマートフォンで撮影した月と火星です。月は先日(6/28)今世紀最長の皆既月食ということで話題になりましたが、火星は本日大接近ということでマスコミでも大きく取り上げています。皆既月食は、台風12号の影響で見ることができませんでしたが、火星は正にその日に見ることができました。その距離約5,700万km。大接近でこの距離ですから、同じ太陽系の隣の星とはいえ、離れているんですね。

    上の図で見ると、外側を回っている火星に内側の我々の地球が接近している というのが正しいような気もします。確かに今日が互いに最接近の日です。逆に、最も離れて互いに太陽の反対側に位置した時は、その距離が3億7千万kmほどにもなるので、この距離と比べれば5,700万kmは確かに非常に近いと言えますね。
    この火星の近くには土星も見えますし、更に少し視線を西に移すとサソリ座の一等星アンタレス、更にその先には木星も見えます。しばらくは夜空の天体ショーを楽しめます。今日は本当に暑い1日でした。しかし、夜は涼しさを感じながら、星空をのんびり眺めることができました。連日の汗だくの茶園管理作業から解放されて、しばし心を休めることができたような気分です。明日から、また頑張ります。

皆既月食

久しぶりの独り言です。

地球の影に覆われ始めた満月です。そうです。今日は皆既月食でした。太陽、地球、月が一直線上に並ぶことで起こります。

上の写真が月が地球の影の中にすっぽり収まった皆既月蝕の状態です。天気が心配されましたが、こんなに綺麗な皆既月食が見られるとは思いませんでした。朝日新聞の記事によると、
『米航空宇宙局(NASA)は今回の皆既月食を、今年最大級の大きさに見える満月「スーパームーン」と、1カ月で2回目の満月である「ブルームーン」、皆既中には血のような色になる「ブラッドムーン」を合わせた「スーパー・ブルー・ブラッドムーン」と呼んでいる』のだそうです。

上の写真が何かお分かりになるでしょうか?真っ暗な写真の様に見えますが、左下に見える、やや青みがかった小さな円が地球です。そして右上にある小さな点が月です。地球の直径が約13,000km、月のそれは約3,500km、そしてそれらが380,000kmも離れているのですから、実際の地球と月はこんな風に並んでいることになります。更に太陽は地球から約1,500,000,000kmも離れているので、上の写真の地球と月の距離の約400倍も離れた所で輝いていることになります。その距離にあって輝いている太陽の光を地球が遮って、月を隠すわけですから、スーパーやブルーを抜きにしても凄いことだと思います。
実は、今私自身は、毎日のように次の写真の様な仕事をしています。

今年の春植え付けする畑の裾に古タイヤに土を詰めて積み上げる仕事です。まるで、一人でピラミッドを造り上げる様な感覚に陥り滅入ります。こんな時に夜空を見上げて皆既月食を見ることができて、不思議なことに明日からの仕事へのやる気を感じることができました。


今日(14日)の六郷茶農協前の様子です。
工場の裏山は、

7年間北陸金沢で暮らしていましたから、この雪の降り方は懐かしく感じました。
ほんの僅かの間でしたが、このような雪国を思わせる雪が日中に降ることは、この菊川市では大変珍しいことです。静岡県中西部の海沿いは、特に雪の少ない土地柄ですが、その中でも更に雪が少ないのが菊川市です。気温も上がらず、寒さの厳しい1日でした。
地球温暖化?と思わせる寒さと雪でした。が、ちょっと今日の他の国の天気はどうかな と思って調べたところ…モスクワの今日(1月14日)は最高気温 - 2℃ 最低気温 - 3℃ でした。平年は 最高 - 9 ℃ 最低 は 何と - 16℃ だそうですから、大変気温の『高い』1日だったようです。ニューヨーク(13日)も同様に平年より気温が高かったそうです。… やはり、たまたま日本は冬らしい寒波に襲われていますが、地球規模では気温は上昇傾向にあるのかもしれません。
私達茶農家にとって、冬の寒さは茶園管理作業の厳しさはありますが、歓迎です。しかし、危惧するのは、3月中下旬にかけて急激に気温が上昇し、萌芽が早まり … そして 4月中下旬に遅霜に襲われる というパターンです。このまま冬らしい寒さが続き緩やかに穏やかな春を迎えられることを祈るばかりです。
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