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JGAP研修会


連日の雨、まさに梅雨本番と言ったところです。台風が5月までは例年より多く、6月に入ると急激に発生数が少なくなって … と思っていましたら、現在9、10、11号と3つの台風が発生しています。それらの進路予報からすると、11号が日本に最も影響しそうです。そんな訳で、ここ数日は茶園管理作業はほとんどできない状態です。そんな中、今組合員の皆さんで頑張って取り組んでいるのがJGAP認証に向けての取組です。昼は茶工場内の改修作業、夜は座学、研修です。上の写真は、今夜行われた研修の様子です。日頃、ペンを持って学習することに慣れていない私達も、真剣に取り組んでいます。本日は3回目の研修会でした。しかし、認証までの道程は長いので、組合員一同、これからが頑張り時です。

これからのお茶


昨日は、当地区の公民館で、『静岡県茶業の現状をふまえて茶業の将来の方向を探る』と題して、講演会が開催されました。

当地区の茶業関係者の方々が、熱心に耳を傾けていました。お茶の発祥地中国の話から始まり。唐時代のお茶、「餅茶」の試作品まで見せていただきました。(次の写真)

そして、日本の茶の歴史。初めて日本に茶が伝来したのは、800年前後のようですが、その後しばらく茶は文献に見られなくなり、鎌倉時代に入って、かの栄西(1141~1215)が中国から茶を持ち帰って以降、やっと日本の文化として定着し、様々な文献の中に歴史上の人物と共に登場するようになったそうです。

そして、話は世界のお茶から、いよいよ現在の茶業情勢に。実は、2日前の日曜日にも、茶業振興大会というイベントで講演を聞きました。その講演でも、日本の若者世代の煎茶(リーフ茶)離れが著しく、消費量がかなり減少してきていると聞かされました。そこで、今後は、多少ハードルが高くても、海外輸出に目を向けるべきだという話でした。
そして、今回の講演でも、

上のグラフの様に、茶の世帯当たりの消費量が昭和の中頃に比べて大きく減少していることが示されました。

上の写真は牧之原にある『お茶の郷』というお茶の博物館です。モダンな造りですが、その裏には、

この様な、日本庭園や茶室もあり、日本の文化を感じさせる雰囲気となっています。この『お茶の郷』現在は島田市が経営しているのですが、これを県が買い取り、お茶の情報発信の中心地にしていくそうです。実は、今回の講師の先生がこのリニューアルの中心となる方でした。
そこで、講演会の後の懇親会で、以前の記事に掲載した韓国済州島のお茶博物館を例に、本来の目的も大切ですが、インテリアや店舗デザイン、商品の選択等全てに渡って、若い人達が違和感を感じることなく、ゆったりと時間を過ごせる様な空間にして下さい と講師の先生にお願いしました。

お茶の塾


昨日は、お茶の塾で『これからの茶業経営に期待するもの』というテーマの講演会に参加してきました。学ぶべきことは沢山ありましたが、最も印象に残ったことをお話しします。

上の図は、年代別の1世帯当たりの緑茶(リーフ茶)の購入量のグラフです。茶農家にしてみると、愕然とする現実です。40代の世帯でも、60代の世帯の半分以下です。20代の世帯に至っては、我が家の10日分の消費量に満たないほどです。このデータは2010年のものですが、このデータのまま10年後、20年後となれば、…。以前の記事に書いたようなスローライフをお茶と共に楽しむ文化が失われつつあるとも言えます。しかし、現実の日本社会では、多種多様な飲料が溢れ、その中からライフスタイルや消費者の嗜好に合わせて選ばれているのですから、受け入れざるを得ません。
日本の煎茶の誕生は、1738年に永谷宗円が開発した『青製煎茶製法』によるのだそうです。抹茶に対して、庶民にも呑める美味しいお茶を作るため、15年もの歳月を費やしたのだそうです。ですから、確かに、急須で緑茶を呑むという日本古来の文化の伝承は大切なことだと思います。

上の写真は、この講演の最初に講師の方が紹介してくれた、韓国済州島の『お茶博物館』です。かなり大きく立派な建物です。が、この博物館の特徴は、訪れる人の多くが若者なのだそうです。博物館の周囲を見渡せる展望台には、こんな風景も…

館内には、こんなオシャレなカフェも。

そして、観光地ですから、



などなど…様々なお茶の商品が並んでいます。そのパッケージデザインやディスプレーの方法などが、かなり若者を意識しているように思います。実際多くの若者が、沢山それらを購入しているのだそうです。
今韓国は、黒田バズーカによる(?)ウォン高で、経済的にかなり追い込まれているようですが、ここO’sulloc「お茶博物館」を運営する韓国緑茶メーカー「雪緑茶(ソルロクチャ)」の経営手法には学ぶべきことが多いと感じました。


旧暦 - 4

今日は、旧暦の秋・冬予想です。
【秋】…新暦 7月21日~11月21日
この秋が最も興味深く感じました。旧暦に馴染んでいる方には当然のことだと思いますが、私には新鮮でした。それは、今年の旧暦には閏9月が入るということです。新暦の閏年は、2月が29日になる と単純明快ですが、旧暦では地球の公転周期に合わせるために、約3年に一度閏月を入れるのですが、今年は9月が閏月になるのだそうです。ですから、旧暦の秋は、七月、八月、九月、閏九月の四ヶ月にもなるのだそうです。その為、今年の秋は長く、新暦の11月21日までは秋となるようです。
因みに、新暦8月予想を読むと、『残暑が長引かず、初秋物が8月中盤から立ち上がるのは良いタイミングか』とありました。昨年の厳しい暑さに比べ、今年は8月末から太平洋高気圧が後退し、涼しさを感じる日々が続いていますから、今日までは当たっています。更に9月予想では、『秋物が動くのも例年より早目と予想』だそうです。どうでしょうか?10月では、『10月31日が閏九月八日なので、冬物の準備は遅らせても良さそう』との予想です。
【冬】11月22日~2015年2月18日
冬の始まりが閏九月の影響で、11月下旬からになり、2015年元旦位からが冬本番になるとのことです。本格的な寒さは、年明け1月20日頃から2月中旬頃まで続きそうだそうです。

(http://web.cc.yamaguchi-u.ac.jp/~yamaharu/LEP1.htmより)
上の図は、季節の変化と地球の公転との関係を示す図です。地球の公転面に対して、地軸(地球の自転軸)が66.6°傾いているので、北極が最も太陽に向う夏至の日の前後が北半球の夏で、その反対側が冬となります。で、その中間地点が春分の日と秋分の日です。これは、地球の季節変化の基本で、大変分かりやすく、誰もが納得できるものだ とこれまで思ってきました。しかし、

(Canon サイエンス・ラボ より)
季節の変化の基本は太陽との関係で納得できます。が、季節毎の天候の変化となれば、月の存在はかなり大きなウェイトを占めるのではないでしょうか。例の2mの地球にしてみれば、大気と海の厚さは、合わせても3mmほどです。大気は気体、海は液体、共に地球上に固定されておらず流動していますから、旧暦2の記事で述べた様に、太陽よりはるかに小さい月ですが、太陽より400倍も地球の近くを周回している月の重力は、この2種類の流体に大きな影響を及ぼし、天候を左右しているはずです。
旧暦(太陰太陽暦)は、太陽と月の両方の動きを元にした暦ですから、1年の時の流れを知ることと同様に、季節や天候の変化を読み取るのに適していると感じました。四千年ほど昔の中国で始まったというこの暦は、季節、天候を予知するのに必要不可欠なものだったでしょう。日本には、604年からですから、既に1400年以上も使われていることになります。
最近、地球上のヒトという生物が、自分が生きる為に必要とする量をはるかに上回るエネルギーを使っています。その為、地球にとっては細菌より小さいこの生き物のせいで、薄い大気と海が温められ、この旧暦の季節毎の天候予想の的中率も低下しているかもしれませんね。


旧暦 - 3


(気象庁発表 9月1日 22:00衛星画像)
今日も良い雨が降ってくれました。今も小雨が降り続いていますが、現在までの今日の降水量は24mmでした。それにしても、不可解な天候が続いています。昨年が異常なのか、今年が異常なのか、はたまた、両年とも異常なのか、判断できません。
今日は9月1日、昨年の9月1日は、最高気温が34℃でした。(因みに、今日の最高気温は26℃、昨年と比べて8℃も低い気温でした)昨年9月の30℃以上の夏日の日数は19日もありました。
今年は、8月後半から続く秋雨前線と思われるような前線(衛星画像参照)の影響がいつまで続くのでしょう?そしてまた、この前線が去った後、すんなりと移動性高気圧型の秋が訪れるのでしょうか?地球にとって、細菌の大きさ程もない小さな茶農家にとっては、不安な日々が続きます。
前置きが長くなりましたが、旧暦の続きです。前の記事で述べたように、繊研新聞の1月1日号には、旧暦による今年の天候予想が書かれています。
いくつか、検証してみたいと思います。
【春】
…予想…例年より早い春の訪れ。桜の開花も早い所で3月中旬。
…実際…
桜の開花日は、九州以北では高知県の3月18日が最も早く、その他の地域でも例年より遅かったのは2カ所のみで、他は全て例年より数日早い開花でした。
【夏】
…予想…
旧暦の夏の始まりがゴールデンウィークと重なるので、ゴールデンウィークは昨年のように肌寒くない。梅雨入りは6月前半だが、梅雨明けは早めになる。
…実際…
今年5月始めの天気と最高/最低気温
1日晴れ23/15 2日晴れ26/15
3日晴れ27/13 4日晴れ21/12
5日雨 19/14
昨年5月始めの天気と最高/最低気温
1日晴れ20/12 2日晴れ20/9
3日晴れ21/18 4日晴れ23/10
5日晴れ22/11
梅雨入り梅雨明け
2013年
梅雨入り 5月28日頃 梅雨明け7月 7日頃平年を100%とする降水量 68%
2014年
梅雨入り 6月 4日頃 梅雨明け7月21日頃
平年を100%とする降水量 60%
と言うわけで、春予報はほぼ予想通りでした。夏についても、5月始めの気温は、天気も考慮すれば、ほぼ予想通りです。梅雨については、梅雨入りは平年並みの6月始めで予想通りですが、梅雨明けも平年並みでしたので、予想とはズレています。しかし、昨年も今年も、降水量は平年の半分程で、当地では雨の日は、6月7月合わせて3日しかありませんでした。そういう意味では、当たっていたと言っても良いのかもしれません。
今日から9月。旧暦の今年の秋冬の予想はどうでしょうか?しつこいようですが、次の記事で紹介します。お楽しみに … ?



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