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カラス


これは、畑の道に散乱してるアルミホイルです。
やられました。弁当のおにぎりを包んだ物を茶の木の上に無造作に置いて、ちょっと目を離した隙に、視界の外のこの道まで運び、全部食べてしまったようです。確かに、防霜ファンの上や送電線の鉄塔の鉄骨の上に数羽の烏が喧しく鳴いていました。今思うと、作戦を練っていたのかもしれません。茶の木の畝の間に雑草が見えたので、それを取りに行ったほんのわずかな時間です。驚かされるのは、その場で食べないで、わざわざ目に入らない所に運んでから食べるというしたたかさです。
ツバメを褒め過ぎた仕返しかもしれません。知能の高さでは君が一番だよ!と言って欲しいのかもしれません。

小学生の頃、自宅から学校まで役3kmほどの道のりを登校してました。直線距離では1.5kmほどですが、山を迂回しての登校ですので2倍ほどの距離になります。小学校の門を出てふと空を見上げると、校庭の上空からちょうど家の方向に何羽かのカラスが、ゆったりと羽ばたいて飛んでいるところでした。子ども心に、『あんな風に飛べたらなあ…』と思ったものです。風を切って、真っ直ぐ家に向かえるのですから。多分、この様なことは、誰もが一度は思うことだと思います。
突然ですが、進化の話です。
鳥(鳥類)は、中生代ジュラ紀に恐竜の獣脚類から進化したと言われています。獣脚類と言えば、あの有名な映画ジュラシックパークに登場するティラノサウルスやヴェロキラプトルがその仲間です。

上の写真は、あまりにも有名なあの始祖鳥の化石です。今から1億5千万年も前のドイツの地層から発見されたものです。同じ系統とはいえ、上のヴェロキラプトルやティラノサウルスより遥か昔に始祖鳥は誕生していました。ですから、同時代に空を飛んでいた?とされる翼竜達と一緒に、進化を遂げた様々な鳥達が飛んでいたはずです。
そして、あの大絶滅!全ての恐竜達とその子孫の鳥達の多くも絶滅しましたが、これを生き延びて子孫を残し、更に進化を遂げたのが現在の鳥類のようです。その最先端にいる鳥類の一つがあの『ツバメ』かもしれません。
私達が育てているチャノキは被子植物の仲間ですが、これも今から1億4千万年前のジュラ紀に裸子植物から分化した様ですから、中生代末の大絶滅を生き延びた生物の子孫です。
やはり、私達は自然に生かされているとつくづく思います。
(最後は無理矢理お茶に繋げてみました)

ツバメ

仕事はしたいが、雨も欲しい といった気分でした。梅雨前線は未だに日本列島の南にいて、なかなか北上してくれませんし、ひょっとすると、北と南の高気圧の境目が無くなり、そのまま梅雨が終わるのでは という不安もあります。
午前中、しとしとと降ってくれたので、良かったのですが、午後は雨も止み、畑で浅刈りを行いました。作業を始めると、再び霧雨の様な雨が降り始め、作業中止むことはありませんでした。すると、数羽のツバメが茶の木の上を、超低空飛行で飛び回っていました。『ツバメが低く飛ぶ時は天気が悪い』の通りでした。人間が大きな音を立てて仕事をしているにも関わらず、直ぐ近くまで飛んできました。
いや、むしろ機械が茶の木の上を刈りながら進む傍を狙って飛んでいる様にも感じました。ひょっとすると、機械が茶の木を刈り落とすことで、ビックリした虫達が茶の木の上に舞い上がるからかもしれません。少なくとも私の目には見えませんでした。それをあのスピードで、しかも頻繁に反転しながら(まさに燕返し!)捕食するのですから、驚くべき動体視力と飛翔能力の持ち主です。少しは害虫の天敵も犠牲になっているかもしれませんが、1羽のツバメがかなり沢山の害虫を捕食してくれていると思うと感謝しながら感心して、しばらく華麗な飛翔に見入っていました。
一応、スマホで写真を撮ってみましたが、20数枚のうち2枚だけ、それらしい姿が写っていました。下の写真です。
見つけられたでしょうか?大きな写真にしましたので、スマホの方は写真をズラして中央右上辺りを探してみて下さい、

次回は、ツバメに限らず、『鳥』について独り言します。

辛い二番茶芽の刈り落とし作業を終え、気分を切り替えて、元気の良い(樹勢の良い)茶の木の浅刈りと言う刈り落とし作業を行いました。始めて2時間程すると、急に暗くなり、見上げると北から真っ黒な雲が覆い始めていました。

直後に雷鳴、そして雨が…昨日の東京のゲリラ豪雨と雹が脳裏に浮かび、急いで機械をシートで覆い、車に避難しました。
幸いなことに、黒雲は南東方向に遠ざかり、雷鳴も聞こえなくなりました。昔は、(今でも使うのでしょうか)夕立だ! などとよく言ったものでした。今では、ゲリラ豪雨ですか。かつての夕立は、夏の暑さを和らげてくれる打ち水の様な優しさを感じましたが、最近の突然の豪雨には身構えてしまいます。温暖化の影響で大気中の水蒸気量が増加しているからでしょうか?何となく、自然環境も人間社会も穏やかさが失われてきているような感じがします。
こんな時は … 一杯のお茶を …

二番茶終了!


写真の向かって左側が摘採した茶の木の畝、右側が摘採前の畝 … の様に見えますが、その畝の間を見ると …

「何やってんだよ!こんなに沢山お茶の葉を溢して! 」と言うような声が聞こえてきそうですが、実はこれは生葉を『刈り捨てた』ところの写真です。今年の二番茶は厳しいとは言われていましたが、これほど供給過剰と言いますか、需要減退と言いますか…。そんな訳で、明日以降買い手が無いと言うことで、本日中の摘採許容量から外れた茶園については、刈り捨てることになったのです。茶農家にとってこれ程辛いことはありません。これまで丹精込めて育ててきたものを『捨てる』という行為は、最も受け入れ難く悲しいことです。しかし、悲観ばかりしている訳にはいきません。今年の秋冬番茶に向けて茶園管理をするためには、こうするしかありません。
『ピンチをチャンスに!』
『険しい道ではつまずかないが、平らな道ではつまずく。』
ということで、前進あるのみ!ですね。


この写真を見て、不思議だなあ と思う人はいないと思います。ただ、ごく自然に葉に水滴がついているだけです。茶農家は、朝この様に茶葉に水滴がついていると、なかなか乾かなくて困るので、前回の記事の様に露払いをしなければいけません。露払いしながら … 水は液体なのに、なぜ葉の斜面を流れ落ちてくれないのか? とか なぜ直ぐに気化して水蒸気に蒸発してくれないのか? などと考える人もいないと思います。
地球表面の70%以上を占め、ヒトの身体の60%も水です。極めて重要で馴染み深い物質ですが、非常に特殊な物質だと意識している方は少ないのではないでしょうか。
水滴が葉から落ちない最も大きな理由は、水の表面張力が強いからです。エタノールの3倍以上もあります。水銀の様に、極端に強い物質もありますが、身近な物質でこれほど強い表面張力を持つ物質はありません。そして、この強い表面張力がなかったら、茶の木などの植物は根から毛細管現象による水の吸収ができません。
気化(蒸発)し難いのは、水の気化熱が非常に大きいからです。水1gを蒸発させるのに、500cal以上の熱量が必要です。ですから、茶の葉の表面の水滴を飛ばしても、残った水が全て蒸発するには、風や天気にもよりますが、時間がかかります。
少し斜めから水について考えると、なかなか厄介で面倒なヤツです。温めるにも他の液体に比べると極端に時間がかかる(比熱容量が大きい)し冷めにくいし(熱容量が大きい)、水を凍らせると、体積が大きくなって、容器が割れることもあるし… 。しかし、もし水のこれらの性質がなかったら、地球上に私達人間はもちろんのこと、生命の誕生はなかったでしょう。水が温まりにくく冷めにくいからこそ、地球表面の気象条件は穏やかに保たれています。また、もし固体(氷)になるとき、他の物質の様に体積が小さくなるとすれば、氷の密度は水のそれより大きくなり、氷は水の底に沈みます。そうすると、例えば、氷河が海に崩れ落ちると氷山として浮かばず、次から次へと海底に堆積します。海氷はできず、それに守られていた生物達は逃げ場を失います。
他にも水の特異性はありますが、このお陰で私達生物が誕生し、生きているのですから、少しの不自由さは我慢しなければいけません。
それにしても、よくぞ地球が水に恵まれ、太陽から約1億5千万kmという絶妙の距離の軌道を周回してくれているものです。もし、これより少し金星寄りだったり、火星寄りであれば、この水が気体だけだったり、固体だけだった可能性があるからです。
今農家は、アベノミクスの影響で大変苦しい立場に追い込まれています。しかし、この程度のことに飲み込まれる様ではいけません。このような奇跡とも思える条件下で今ここに生きているのですから。

露払い


朝5時半頃の茶畑で露払いをしているところです。下に見える筒のようなものから、強い風を出して、葉についた露を吹き飛ばしているところです。

この様に、水滴が沢山ついています。この茶畑の全ての葉にこの様に水滴がついているので、このまま乾くのを待つと数時間かかります。水滴がついた生葉を原料としてお茶を製造すると、品質が低下するので、しっかり乾かしてから摘採しないといけません。ですから、露がある日には、早朝に露払い機を背負って、エンジンを吹かして露払いをしなくてはいけません。しかし、それでも表面の水滴を飛ばすだけで、ドライヤーで乾かすような訳にはいきません。露払いした後、朝食を食べて、しばらく待ってしっかり乾いてから摘採します。
ここからは、独り言です。みなさんは、この水という物質が特殊な物質であることをご存知でしょうか?

…眠くなったので、続きは次回の独り言にします。今日は夏至でした。太陽の南中高度が一番高いこの日以降に、本格的な夏が来るというのも、日本の季節の特徴ですね。その特徴の一つの梅雨前線が明日ちょっと北上してきそうで、明日はまた中止かもしれません。おやすみなさい。

優れ物


(エディオン 菊川店 にお願いして撮らせて頂きました。お店に入ると、正面に『菊川茶』の幟と一緒に展示されていました。)
やっと手に入りました!シャープの茶プレッソ!早速、昼御飯の後、六郷茶農協の深蒸し茶を抹茶にして飲んでみました。伝統的な急須で呑むお茶に慣れ親しんできた者には違和感があるだろうと思いましたが…美味しいのです!セラミックの臼(写真の向かって右下)で挽くと本当に微細な粉末になり、お湯や水、
更にはミルクなどと混ぜることができる容器も付いているので(シャープ云く 『茶筅』付き)、その容器(写真の向かって左上)から抹茶やラテを湯呑みやグラスに簡単に注ぐことができます。

以下は、シャープ広報ブログからの引用です。開発担当者の方々の努力が窺えます。


-なぜ、「お茶」なのでしょうか?
商品企画担当「大きく2つあります。1つは和食が長寿食として注目されていることです。もう1つはペットボトルの緑茶飲料など、お茶の健康効能を訴求した商品が多く出てきており、注目が集まってきていることが挙げられます」
-お茶は健康に良いと聞きますね。
商品企画担当「日本茶には、カテキンやビタミンA、ビタミンC、ビタミンE等の抗酸化物質が含まれています。健康寿命が日本一長い静岡県では、年間に日本人の平均の約2倍のお茶が飲まれています。手軽に楽しみながら健康になっていただきたいという想いから、企画がスタートしました
-お茶は急須でいれるイメージがありますが、粉末にしてから飲む利点はなんですか?
商品企画担当「急須でいれたときに出る茶殻に、栄養成分の約7割が残っています。粉末にして飲むことで、普段捨てていた栄養成分をたくさん摂ることができます。私も急須でお茶をいれていたので、この事実を知ったときはショックでした
お茶の難しさ

-開発の際に苦労したことを教えてください。
商品企画担当「茶葉を粉末にする小型の臼の開発に苦労しました。石臼は茶葉やそばの実を挽く道具ですが、何を挽くかによって石臼の溝形状が違うことをご存知ですか? 茶葉には茶葉専用の石臼があります。茶葉を粉末にする際は溝形状が重要ですので、その再現が難しかったです」
-溝の形状が大切なのですね。
商品企画担当「はい。そして挽くスピードも大切です。早く挽きすぎると、摩擦熱により風味が損なわれます。栄養価も落ちてしまうんです。このスピードとお茶臼の溝形状は、お茶屋さんにご協力いただきながら研究を重ねました」
-失敗もありましたか?
商品企画担当「初めのうちはお茶にざらつきが残り、のどごしが悪かったです。試行錯誤を重ねた結果、粒子が細かく、風味の良い粉末茶ができるようになりました」
-ポイントは、粉末にする技術ということですね。
商品企画担当「はい。それからもう1つ、攪拌(かくはん)です。茶道では茶せんを使ってお茶を点てますよね。スプーンで混ぜるのとはわけが違います。ムラなく、のどごしの良いお茶をいれるためのかき混ぜや泡立てを実現するにはどうしたらよいのか、その答えを出すことに苦労しました。ヘルシオお茶プレッソは、茶せんでお茶を点てる所作を回転はねで再現しています」
-道具だけではなく、挽く、点てる等の技術を再現する必要があったのですね。

以上、ブログからの引用でした。
私は、抹茶を味わったことが一度しかありません。美味しかったのですが、和の文化の一つの象徴の様な体験であって、日常とはかけ離れていました。
抹茶を点てて呑む。煎茶を急須に入れて呑む。共に和の文化で、大切に継承されなければいけません。が、それらが人間の健康にとって極めて有効であると実証されているのであれば、『呑み方』にこだわらず、その人が『美味しく呑んで』『お茶をその人に合った方法で呑む』ことこそが大切だと思いますが、いかがでしょう?

雨後は

雨休日の後の今日は…やはり、多くの組合員の人達が次々に出荷に詰め掛けて、生葉受け入れ窓口は、トラックで埋め尽くされていました。

丹精込めて育てたお茶です。高く売れると嬉しいのですが…。

雨天中止


昨日は、このように次から次へと工場への出荷作業行われ、沢山の生葉が出荷されました。
今日は早朝からしとしとと優しい雨が降ったり止んだりしています。摘採3日終了の雨で休みは、多くの組合員にとっては良い雨ではないかと思います。二番茶が始まって4日目の今日当たりが、最も疲れを感じるの頃だからです。今日一日身体を休めて、明日から皆さん頑張りましょう。
梅雨は、江戸時代に中国から伝わり、梅の熟す時期の雨という意味だと言われているようです。昨年はこの梅雨時に雨が少なく、夏も酷暑で茶の木も旱魃の被害を受けました。地球温暖化の不安が高まる中、こうして、例年の様な梅雨らしい天気が訪れてくれるとほっとします。
今雨を降らせてくれている雲は、南の太平洋高気圧と中国大陸の揚子江気団から派生した高気圧の狭間の前線によるものですが、どうも今度の日曜日前後からは、オホーツク海上空の湿った冷たい高気圧と南の高気圧の間にできる停滞前線、つまり梅雨前線よる『梅雨』になりそうです。雨は欲しいですが、お茶は刈りたい の複雑な心境の日々となりそうです。前線の北上と南下に右往左往することになるのでしょうか?
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