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アンドロメダ銀河


(Wikipediaより)
9月24日から始まった秋冬番茶ですが、翌25日の雨休み以降今日の9月末まで、連続5日間の操業となりました。二番茶の事態を受けて、組合員も身体に鞭打って頑張っています。製造、荷造り、荷受、販売 と組合員以外の方のお力もお借りしながら、組合員全員で24時間操業を続けています。
昨日、今日は朝露がかなりあって、早朝から露払いをしました。昨夜も綺麗な夜空を眺めながら、その空気の冷たさと風のない静けさから、(明日も露払いか…)と思いました。が、星空は本当に美しく、天頂から西寄りにあの夏の大三角形が輝き、天頂近くには秋の四辺形とかペガススの四辺形と呼ばれるペガスス座の星とアンドロメダ座のα星で作る四辺形が昔と変わらずそこにありました。そして、アンドロメダ座と言えばM31です。(上の写真)もう私も肉眼では見れなくなりましたが、視力に自信のある方なら見ることができます。

(Wikipedia より)
上の図の様に、アンドロメダ座のβ星の上(天頂より?)、アンドロメダ姫の腰の横辺りです。以前はアンドロメダ座の大星雲と聞かされていましたが、現在はアンドロメダ銀河と言うそうです。私達が住む太陽系は天の川銀河(銀河系)に属していますから、隣の銀河系と言うことになります。が、その距離は250万光年ほども離れています。目視できた方は、今から250万年前にアンドロメダ銀河を構成する星々の光を見ていることになります。ちょうど私達ヒトの祖先が氷河期の苦難を克服しながら知能を高め、進化を始める頃です。直径は私達の天の川銀河の2倍以上の20光年以上もあって、太陽のような恒星が1兆個も含まれているのだそうです。実はこのアンドロメダ銀河、私達の天の川銀河に向かって『秒速120km』以上のスピードで近づいているのだそうです。秒速120kmは時速にすると432,000km/時の猛スピードです。が、皆さんお気付きの通り、250万光年も互いに離れているので、衝突するのは約40億年後だそうですから、安心?ですね。
お茶の価格とか仕事の疲れとか…わずかな時間ですが憂き世を離れることができました。
今夜は曇っていて星空は見られません。風も少しあるので、明日朝は露払いはしなくて済むでしょうか?(おっと、憂き世…)

秋冬番茶


明後日、9月24日から秋冬番茶の製造開始することになりました。上の写真の様に、茶畑の秋芽も刈り取りを待つばかりです。前の記事で述べた様に、24日は新月で、24日、25日共に大潮です。台風16号の影響を両日とも受けそうな予報です。何とか初日は摘採ができることを祈るばかりです。
明日の夜、製造前日の組合員全員参加の全体集会を行い、摘採•製造に向けての意思統一を図ります。
秋冬番茶は、主にペットボトルなどの製品として、多くの皆さんに愛飲されています。より美味しいお茶を飲んでいただけるように、今年最後の茶期に臨みたいと思います。

台風第16号


(気象庁 台風情報より)
台風15号は、日本にほとんど影響なく中国上陸後消滅しました。その前の台風14号は、日本近海で熱帯低気圧から台風となり、私達の茶畑に適度な雨をもたらして日本の南海上を足早に通り過ぎて行きました。通り過ぎたのは、ちょうど中秋の名月やスーパームーンの満月と重なる日でしたので、名月もスーパームーンも日没直後の大きな月として見ることができず、ちょっと残念でした。しかし、雨は大変有難かったので良しとしました。あれから9日、上の気象庁の台風情報の通り、台風第16号 (フォンウォン)が発生し、進路を急激に北東に変え、来週には日本列島に接近しそうです。予報円を見ると、来週23日前後に最も日本に影響を与えそうです。
実は、来週24日は月齢29.5の新月です。9月9日の台風14号が去って行った日から数えて、ちょうど15日目となります。ご存知の通り、満月と新月の日は太陽•地球•月がほぼ一直線上に並びますから、太陽•月の引力の影響が最も強く地球に働き、大潮となります。こじつけだと思います。偶然だと思います。たまたま、今年は、満月と新月の大潮の日に台風が日本に訪れているのでしょう。

彼岸花

昨年の今日9月15日は、最高気温が31℃でした。今年は28℃。昨年よりは秋らしい天気でしたが、9月に入る前後の天候は昨年と比べると随分違います。豪雨や旱魃となれば、異常気象と騒がれますが、このような年格差も異常気象と言えないでしょうか?ちなみに、2010年から昨年までは、当地の9月15日は、全て30℃以上でした。
ところが、今日畑仕事をしていると、畑の細い小道に彼岸花が咲いていました。

実は、ここ数年、暑い秋と感じながらこの時期を過ごしていましたが、毎年彼岸が近づくと、どんなに暑くても彼岸花が咲いていることに気づきました。
今年は、涼しい彼岸となりそうですが、やはり、昨年とほぼ同じ時期の開花です。まるで、『異常気象などと騒ぐでない。どんと構えて生きていきなさい』などと語っているようにも思えます。

ダンドロボロギク - 2

山芋などの蔓植物は、蔓が茶の木に巻きつき、それを取るだけでも手間がかかりますが、更に芋まで掘り取らないと翌年また蔓が伸びてきます。それに比べて、ダンドロボロギクは、肥料散布機で施肥をしながらでも、見つければ茎の中ほどを掴んで、ゆっくり引き上げれば、根まで簡単に取ることができます。それでもこの植物は厄介な雑草です。次の写真をご覧ください。

ダンドロボロギクの花です。ダンドロボロギクはキク科の植物で、タンポポの様な花をつけます。タンポポと言えば、

そうです。綿毛を付けた無数の種子が特徴です。実は、このダンドロボロギクも綿毛を付けた種子を沢山つけます。

上の写真は、開花前の花を無理矢理解体して、綿毛と種子1本だけ取ったものです。更に、一番上の写真のように、花もいくつもつけますから、大変多くの種が風に乗って、周囲に飛んでいきます。それらが、茶畑の至る所に舞い落ちて、春を待つわけです。茶の木の畝の間に落ちて発芽してヒトに見つかればアウトですが、茶の木の中に落ちて発芽すれば、大きく育って、茶の木の上に顔を出すまでは大丈夫です。しかし、普通の茶の木の中では、ほとんど日光に当たらないので大きく育てません。ところが、一番茶後に葉を全部落とす更新園では違います。茶の木の根本まで十分な日光が当たりますから、茶園のあらゆる所で光を沢山受けて育ったダンドロボロギクが目に付くようになります。しかも、その成長の速さは同じではありませんから、一度取ってもしばらくすれば、他の所で顔を出してきます。夏、しばらく更新園の管理を怠ると、まるで耕作放棄茶園の様になってしまいます。何度も茶園に足を運び、茶樹の中を覗くようにして、抜き取る作業を繰り返さないといけないのです。
このように、ダンドロボロギクが厄介な雑草であることは、お分かりいただけたと思います。しかし、ヒトに敵視されれば、あっさり生を奪われる存在でありながら、凄まじい数の子孫を遠くまで風に飛ばして種を維持する生命力には、心を揺さぶられます。

ダンドロボロギク - 1


上の茶畑に雑草が生えているのがお分かりでしょうか?もう少し近くで撮ると…

中央に、明らかに茶葉と違う草の葉が顔を出しているのが分かると思います。この草は、当地では『大東亜』とか『大東亜草』と呼ばれています。お年寄りに名前の由来をお聞きすると、大東亜戦争つまり第二次世界大戦後に見られるようになったからだということでした。確かに帰化植物で、北アメリカが原産地です。ダンドロボロギクという名称は、愛知県の段戸山で初めて発見されたからだそうです。この植物は、立場が変われば愛でる対象ともなりますが、私達茶農家にとっては厄介な雑草の一つです。

茶の木の畝の間に生えていたものを根から抜き取りました。かなり細長く伸びていますね。このように、日の光を求めて長く伸び、お茶の葉の間から顔を出してくるので、うっかり気付かずにお茶刈りとなれば、茶葉の中にダンドロボロギクの葉が入ってしまいます。特に一番上の写真の畑の様に、今年一番茶後に葉を全て刈り落とした更新園では、この草が至る所から顔を出します。
しかし、次の写真をご覧ください。

このように、草丈に比べて根が大変短く、茎を掴んで、ゆっくり引き上げると他の雑草に比べると簡単に抜き取ることができます。それでは、なぜこの草が私達にとって厄介な雑草なのでしょう?
お気づきの方もいらっしゃると思いますが、答えは次回とさせていただきます。

秋摘み茶

昨日の中秋の名月、今日の満月のスーパームーン、両方とも観ることができませんでした。しかし、台風14号の雨は、当地茶農家にとって有難いものでしたから、文句は言えません。
今日は、菊川市の多くの茶工場が、1日だけのお茶の手摘みを行いました。菊川市内のJA直売所で販売されるほか、主に京浜方面で『秋摘み茶』として販売されます。
あの、菊川市内最高齢の六郷茶農協が誇る大先輩も、秋晴れの空の下、元気に手摘みに精を出されていらっしゃいました。

六郷茶農協だけで、137kgのお茶を1日かけて摘み取りました。秋独特の風味と香りあるお茶を楽しんでいただければと思います。

スーパームーン


明日9月8日は中秋の名月です。多分、我が家も含めて農家では、豊作祈願のお供えをして月を眺めることになると思います。近年は、稲刈りが早くなり、この頃には収穫を終えている農家が多いのですが。
中秋の名月は、前回までの記事に載せた旧暦によるもので、旧暦の8月15日と決まっています。新暦では、明日9月8日です。大変早い中秋の名月です。旧暦と新暦では、1年の日数が異なりますので当然のことで、新暦の9月の始めから10月の始め頃までの日が旧暦の8月15日になり得ます。
ところで、明日の中秋の名月は満月ではないことはご存知でしょうか?満月は、翌日9月9日です。と言っても、わずかなズレです。そして、この9月9日の満月は、今年3回目の『スーパームーン』となるそうです。スーパームーンは、楕円軌道を描いて地球を周回する月が、地球に最も近づく頃が新月と満月の日と重なった時を言うそうで、普段よりかなり大きく見えるのです。前回の8月11日は、前日が台風11号の影響で、記事にできませんでしたが、見えていれば最も大きかったようです。
明日の中秋の名月、明後日の満月、果たして大きく見えるでしょうか?

(TABILABO より 8月11日NY)
新暦は時の流れ、旧暦は天候を予測するというイメージを語りましたが、前回のスーパームーンの時は台風11号、今回も日本近海で台風となった14号が近づいています。満月は月、地球、太陽がほぼ直線上に並ぶ日(一直線に並べば、月食)ですから、ひょっとすると台風の発生や移動に何らかの関係があるのでしょうか? まさかと思い、その前のスーパームーンの日7月12日も調べてみました。もう、年のせいか忘れていましたが、あのスーパー台風8号がその7月10日に鹿児島に上陸し、11日にかけて日本列島をほぼ縦断していました。… 偶然でしょうね?

旧暦 - 4

今日は、旧暦の秋・冬予想です。
【秋】…新暦 7月21日~11月21日
この秋が最も興味深く感じました。旧暦に馴染んでいる方には当然のことだと思いますが、私には新鮮でした。それは、今年の旧暦には閏9月が入るということです。新暦の閏年は、2月が29日になる と単純明快ですが、旧暦では地球の公転周期に合わせるために、約3年に一度閏月を入れるのですが、今年は9月が閏月になるのだそうです。ですから、旧暦の秋は、七月、八月、九月、閏九月の四ヶ月にもなるのだそうです。その為、今年の秋は長く、新暦の11月21日までは秋となるようです。
因みに、新暦8月予想を読むと、『残暑が長引かず、初秋物が8月中盤から立ち上がるのは良いタイミングか』とありました。昨年の厳しい暑さに比べ、今年は8月末から太平洋高気圧が後退し、涼しさを感じる日々が続いていますから、今日までは当たっています。更に9月予想では、『秋物が動くのも例年より早目と予想』だそうです。どうでしょうか?10月では、『10月31日が閏九月八日なので、冬物の準備は遅らせても良さそう』との予想です。
【冬】11月22日~2015年2月18日
冬の始まりが閏九月の影響で、11月下旬からになり、2015年元旦位からが冬本番になるとのことです。本格的な寒さは、年明け1月20日頃から2月中旬頃まで続きそうだそうです。

(http://web.cc.yamaguchi-u.ac.jp/~yamaharu/LEP1.htmより)
上の図は、季節の変化と地球の公転との関係を示す図です。地球の公転面に対して、地軸(地球の自転軸)が66.6°傾いているので、北極が最も太陽に向う夏至の日の前後が北半球の夏で、その反対側が冬となります。で、その中間地点が春分の日と秋分の日です。これは、地球の季節変化の基本で、大変分かりやすく、誰もが納得できるものだ とこれまで思ってきました。しかし、

(Canon サイエンス・ラボ より)
季節の変化の基本は太陽との関係で納得できます。が、季節毎の天候の変化となれば、月の存在はかなり大きなウェイトを占めるのではないでしょうか。例の2mの地球にしてみれば、大気と海の厚さは、合わせても3mmほどです。大気は気体、海は液体、共に地球上に固定されておらず流動していますから、旧暦2の記事で述べた様に、太陽よりはるかに小さい月ですが、太陽より400倍も地球の近くを周回している月の重力は、この2種類の流体に大きな影響を及ぼし、天候を左右しているはずです。
旧暦(太陰太陽暦)は、太陽と月の両方の動きを元にした暦ですから、1年の時の流れを知ることと同様に、季節や天候の変化を読み取るのに適していると感じました。四千年ほど昔の中国で始まったというこの暦は、季節、天候を予知するのに必要不可欠なものだったでしょう。日本には、604年からですから、既に1400年以上も使われていることになります。
最近、地球上のヒトという生物が、自分が生きる為に必要とする量をはるかに上回るエネルギーを使っています。その為、地球にとっては細菌より小さいこの生き物のせいで、薄い大気と海が温められ、この旧暦の季節毎の天候予想の的中率も低下しているかもしれませんね。


旧暦 - 3


(気象庁発表 9月1日 22:00衛星画像)
今日も良い雨が降ってくれました。今も小雨が降り続いていますが、現在までの今日の降水量は24mmでした。それにしても、不可解な天候が続いています。昨年が異常なのか、今年が異常なのか、はたまた、両年とも異常なのか、判断できません。
今日は9月1日、昨年の9月1日は、最高気温が34℃でした。(因みに、今日の最高気温は26℃、昨年と比べて8℃も低い気温でした)昨年9月の30℃以上の夏日の日数は19日もありました。
今年は、8月後半から続く秋雨前線と思われるような前線(衛星画像参照)の影響がいつまで続くのでしょう?そしてまた、この前線が去った後、すんなりと移動性高気圧型の秋が訪れるのでしょうか?地球にとって、細菌の大きさ程もない小さな茶農家にとっては、不安な日々が続きます。
前置きが長くなりましたが、旧暦の続きです。前の記事で述べたように、繊研新聞の1月1日号には、旧暦による今年の天候予想が書かれています。
いくつか、検証してみたいと思います。
【春】
…予想…例年より早い春の訪れ。桜の開花も早い所で3月中旬。
…実際…
桜の開花日は、九州以北では高知県の3月18日が最も早く、その他の地域でも例年より遅かったのは2カ所のみで、他は全て例年より数日早い開花でした。
【夏】
…予想…
旧暦の夏の始まりがゴールデンウィークと重なるので、ゴールデンウィークは昨年のように肌寒くない。梅雨入りは6月前半だが、梅雨明けは早めになる。
…実際…
今年5月始めの天気と最高/最低気温
1日晴れ23/15 2日晴れ26/15
3日晴れ27/13 4日晴れ21/12
5日雨 19/14
昨年5月始めの天気と最高/最低気温
1日晴れ20/12 2日晴れ20/9
3日晴れ21/18 4日晴れ23/10
5日晴れ22/11
梅雨入り梅雨明け
2013年
梅雨入り 5月28日頃 梅雨明け7月 7日頃平年を100%とする降水量 68%
2014年
梅雨入り 6月 4日頃 梅雨明け7月21日頃
平年を100%とする降水量 60%
と言うわけで、春予報はほぼ予想通りでした。夏についても、5月始めの気温は、天気も考慮すれば、ほぼ予想通りです。梅雨については、梅雨入りは平年並みの6月始めで予想通りですが、梅雨明けも平年並みでしたので、予想とはズレています。しかし、昨年も今年も、降水量は平年の半分程で、当地では雨の日は、6月7月合わせて3日しかありませんでした。そういう意味では、当たっていたと言っても良いのかもしれません。
今日から9月。旧暦の今年の秋冬の予想はどうでしょうか?しつこいようですが、次の記事で紹介します。お楽しみに … ?



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