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お茶の塾


昨日は、お茶の塾で『これからの茶業経営に期待するもの』というテーマの講演会に参加してきました。学ぶべきことは沢山ありましたが、最も印象に残ったことをお話しします。

上の図は、年代別の1世帯当たりの緑茶(リーフ茶)の購入量のグラフです。茶農家にしてみると、愕然とする現実です。40代の世帯でも、60代の世帯の半分以下です。20代の世帯に至っては、我が家の10日分の消費量に満たないほどです。このデータは2010年のものですが、このデータのまま10年後、20年後となれば、…。以前の記事に書いたようなスローライフをお茶と共に楽しむ文化が失われつつあるとも言えます。しかし、現実の日本社会では、多種多様な飲料が溢れ、その中からライフスタイルや消費者の嗜好に合わせて選ばれているのですから、受け入れざるを得ません。
日本の煎茶の誕生は、1738年に永谷宗円が開発した『青製煎茶製法』によるのだそうです。抹茶に対して、庶民にも呑める美味しいお茶を作るため、15年もの歳月を費やしたのだそうです。ですから、確かに、急須で緑茶を呑むという日本古来の文化の伝承は大切なことだと思います。

上の写真は、この講演の最初に講師の方が紹介してくれた、韓国済州島の『お茶博物館』です。かなり大きく立派な建物です。が、この博物館の特徴は、訪れる人の多くが若者なのだそうです。博物館の周囲を見渡せる展望台には、こんな風景も…

館内には、こんなオシャレなカフェも。

そして、観光地ですから、



などなど…様々なお茶の商品が並んでいます。そのパッケージデザインやディスプレーの方法などが、かなり若者を意識しているように思います。実際多くの若者が、沢山それらを購入しているのだそうです。
今韓国は、黒田バズーカによる(?)ウォン高で、経済的にかなり追い込まれているようですが、ここO’sulloc「お茶博物館」を運営する韓国緑茶メーカー「雪緑茶(ソルロクチャ)」の経営手法には学ぶべきことが多いと感じました。


茶 カテキン


(食品医学研究所 Evidence Shop より)
先日の記事で、お茶のカテキンがインフルエンザの予防効果があるという報告をしました。上の図が、緑茶に含まれるカテキンです。
ところが、先日、我家のお年寄りがそのインフルエンザにかかってしまいました。が、病院でその診断を受けて、翌日1日仕事を休みましたが、次の日には元気に茶草場の草刈りをしていました。80才を超える高齢にも関わらず、毎日外で忙しく働いていますから、疲れも溜まり、インフルエンザに罹患してしまったと思います。しかし、その回復の早さには驚嘆しました。ひょっとすると、カテキンには、予防効果と治癒を促進する効果があるのかもしれないと思いました。
そういう訳で、今回は、緑茶成分のカテキンについてです。

上の図は、フェノールという物質の構造式です。六角形の頂点に炭素原子1つ、その周りに水素原子が1つずつ付いているのですが省略されています。そして、その1つがOHという水素原子と酸素原子が結びついたヒドロキシル基に置き換わっています。これがフェノールの特徴です。一番上の茶に含まれるカテキンの全てが、このフェノールがいくつか結びついてできているのが分かると思います。この様にフェノールが複数(ポリ)結合してできたものをポリフェノールと言います。高校時代の化学みたいですが、ポリフェノールと聞くと、どなたもどこかで耳にしたことのある言葉ではないでしょうか?
最近では ポリフェノール = 健康 の様なイメージを感じます。カテキンもその仲間と言うわけです。このポリフェノールの効果は、
⚫︎脳梗塞や動脈硬化の抑制
⚫︎活性酸素の抑制
⚫︎血中コレステロールの抑制(高血圧予防)
⚫︎肝機能向上→脂肪分解の促進
⚫︎殺菌効果
⚫︎糖尿病改善効果
⚫︎ガン予防
⚫︎抗酸化作用
等々 で、健康増進にはこの上ないものがあります。それが、毎日の緑茶、特に溶出する量の多い深蒸し茶を呑む習慣があれば、特別なサプリメントを購入して呑む必要もありません。深蒸し茶のコマーシャルになりました。全国的にインフルエンザが猛威を振るっているようです。今日1月20日は旧暦12月1日、大寒です。まだまだ寒い日が続きます。深蒸し茶を沢山飲んで、健康な日々を送りましょう!
(またコマーシャルですね。失礼しました)

倒木???

我が家の茶草場農法も、やっと終わりに近づいてきました。茶草場もササやススキだけが綺麗に生えていれば、作業もスムーズに進むのですが、フジなどの蔓植物や野バラなどの棘のある植物も作業の妨げになります。そして、台風などの暴風で折られた木の枝や倒木もそうです。

この日も上の写真の様に一本の杉の木が笹の間に倒れていました。笹を刈り取る邪魔になります。ところが、この倒れた木を辿っていくと…

木の先がやや地面から離れ、更に辿ると
途中から大きく上に向かって折れ曲がり…

その先は…

驚いたことに、このように、立派に成長して生きていました。根元から強風で倒されたにも関わらす、生き残った根が水や養分を吸収して、日の光を目指した枝が、立派な幹となって伸びていたのです。植物の驚くべき生命力を感じました。

インフルエンザ予防


今日は朝方から雨となり、日中はかなり強く降りました。低気圧が急速に発達しながら通り過ぎたためです。となれば、恐らく今夜からグッと冷えて、明日からは西高東低の冬型の気圧配置で寒くなるでしょう。子供達にとっては冬休みが終わったばかりで、学校生活に順応し始める頃の寒さです。体調を崩しての風邪、そして何よりインフルエンザに気をつけなければいけませんね。
そこで、登場するのが『お茶』です。何しろお茶は、インフルエンザの型に関係なく効果があるようですから、是非皆さん、食後はお茶を飲み、外出先から帰宅したらお茶でうがいして、インフルエンザに備えて下さい。下のスポットライトの記事に、その効能が詳しく紹介されていますから、是非お読み下さい。
http://spotlight-media.jp/article/90961402159751692#/
しかし、インフルエンザ予防で大切なのは、普段の体調管理ですね。そして『お茶』です。子供達に限らず、大人の方も是非試して下さい。
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