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手摘み


上の写真は4月18日の新芽です。そして、下の写真が昨日の新芽の様子です。

ゆっくりですが、順調に成育してくれています。というわけで、昨日は今年最初の手摘みを行いました。キレイな新芽でしたから、量は少ないですが、美味しいお茶ができました。

2月に、あの大先輩を失い、未だにあの手摘みをされる姿が思い出されます。が、こちのお二人、合わせて173才になられますが、今年も元気に手摘みをされています。
明後日は、2年出品を断念した品評会の手摘みを行います。組合員一同、良質な茶葉を沢山摘み取り、上位入賞を目指したいと思います。

風船  ← 奥坂小学校

先日、茶工場で組合長(後藤克宏)から封筒を手渡され、「ちょっと、見て!」と嬉しそうに言うので、封筒の中に入っているものを出してみると…

奥坂小学校?創立40周年記念誌?これがなぜ組合長の処へ?と思いながら、この記念誌に目を通していくと、最後のページの「素敵なお知らせ」に

… しばらく言葉が出ないほどの驚きでした‼️ 組合長とお孫さんの手紙がこの記念誌に印刷されていたわけですから‼️
そう言えば、かなり前に組合長から、風船がどうこうという話を聞いた記憶が蘇りました。
大阪府高槻市の奥坂小学校で40周年を記念して、記念行事が行われ、Fly to the future の想いを託した風船が青空に放たれました。そして、その放たれた風船の1つが、大阪府高槻市から静岡県菊川市まで空を旅して辿り着いた ということです。その風船を見つけた組合長が、手紙にあるような想いを奥坂小学校に伝えた結果、記念誌に掲載していただくことになったわけです。このことを、先日の組合員の全体会で組合長に無断で紹介させていただきました。すると多くの組合員の皆さんが笑顔で見入っていました。
たった1つの風船が、遠く離れた人びとの心を繋げたと思うと、大変嬉しく思いましたし…この風船の旅を調べて見たくなりました。

上の写真の西側の緑色の起点が奥坂小学校で、赤色の終点が風船の発見地点です。この写真の左上にあるように、この2点間の直線距離は約230kmもあります。次の写真は奥坂小学校付近を拡大したものです。
グラウンドからほぼ東、わずかに南に向かっています。そして次の写真が到着した組合長の茶園の拡大したものです。

ちょうど、茶園と林の境界付近で発見したそうです。都会からこの山間の茶産地までようこそ です。更にしつこく調べてみたくなりました。
風船が放たれてから、どんな経路を辿ったのかな? と。記念誌に風船が放たれた日が書かれていなかったので、奥坂小学校のホームページを拝見して、記念行事が11月19日…ところが、この日の天気を調べると 雨 …翌月の学校便りを読むと、やはり風船のリリースは11月22日に延期されたことが分かりました。では、この日の風向きはどうだったでしょう?

上の天気図の様に、冬型の気圧配置で、風は北西方向から南東方向に向かう風となっていたはずです。気象庁の詳しい風向きの情報によると、風船がリリースされたと思われるお昼前後は、ほぼ北風だったようですから、風船は上昇した後南に向かい、しばらくして西風に乗ってこの地に辿り着いたと思います。風船の耐久時間は、2、3日ですが、ヘリウムガスが入っていると更に短くなるそうですから、強い西風に乗って、230kmの距離を飛翔し、その日のうちに到着していたのではないでしょうか?組合長が発見したのがちょうど2ヶ月後の1月22日ですから、その2ヶ月もの間、よくぞ我慢して待っていてくれたものです。
様々な偶然と風船を放った奥坂小学校の子供達と風船を発見した組合長の想いが繋がった結果だと思います。
この封筒の中には、奥坂小学校の校長先生の温かいお手紙と、風船に未来への希望を託した奥坂飛翔君(仮名)の大変丁寧に書かれた手紙も同封されていました。まさに有り難いことです。
この自然の力がもたらしてくれた「縁」をこれからも大切にしていきたいと思います。
奥坂小学校の校長先生を始め先生方、記念行事や記念誌発行に尽力された皆様、そして何より、奥坂飛翔君や奥坂小学校の未来へ羽ばたく全ての子供達、ありがとうございました。必ずや素晴らしい未来が訪れることと信じています。
最後に今日の風船の辿り着いた畑の様子です。

今年は初春の気温が低く、成育が遅くなっていましたが、新芽がこんなに綺麗な萌黄色になってきました。近くでみると

まるで、1つ1つの元気な芽が、奥坂小学校の子供達の一人一人の様に感じました。これから一気に伸びていきます。
P.S.  奥坂飛翔君へ
手紙に「…大きくなったら後藤さんの茶畑を見にいきたいです。後藤さんもそれまで元気にやっていてください。」とありますが、…  お父さんやお母さんにお願いして、もう少し早く来た方がいいかもしれませんよ!  ですね、組合長!

そして 春


我が家の茶草場の桜がまだ花びらをつけています。毎年紹介させていただいている茶園の新芽も前回の記事より少し大きくなりました。

茶園の様子も、少し表面に新芽が顔を出してきました。

しかし、昨年の今日(4月15日)と比べてみると、新芽の様子は …

茶園を見渡すと …

ですから、昨年との成育の度合いは一目瞭然です。
前回の記事にもあるように、私達の茶園管理が悪い訳ではなく、今年の春先の気温が大変低いからです。
今年の3月1日から昨日の4月14日までの平均気温を合計すると(積算温度)は 508℃ ですが、昨年のそれは 595℃ でした。その差 87℃ !      1日平均で − 1.9 ℃ も昨年より低いのです。それでも、茶園をよく見ると、芽伸びは遅くても、日々着実に伸びてきています。皆さんに新茶をお届けできる日は遅くなってしまいますが、今年も深蒸し茶発祥の地らしい、美味しいお茶をお届けできると思います。お待たせすることになりますが、今しばらく新芽の成長をお待ちください。
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